肌クリニック 表参道皮膚科では肌トラブルの治療施術の受付、相談などの受付けをしております。
ケミカル・ピーリングは、傷んだり古くなっている角質層を、AHAという自然な成分のフルーツ酸で取り除き、身体が本来持っている機能であるターン・オーバー(新陳代謝)を促進させます。
この働きで、シミやクスミの元とる色素沈着したメラニンを排出させ、表皮の衰えが原因となっている、目元や口元の気になる小ジワをも改善することができます。
また、酸の働きで、にきびの原因となっている細菌を殺菌し、角栓を取り除いて脂質の排出をうながす作用もあるので、にきびの方にも有効な治療です。
以下では、ケミカルピーリングについて、Q&A方式で詳しくご説明します。
ケミカルピーリングとは?
皮膚をはがす深さによって大きく2つに分類されます。
<角質層まではがす方法>フルーツ酸(AHA)と呼ばれる天然の酸性液を皮膚に塗り、酸の作用で皮膚の細胞に傷を付けないように表面の角質層を剥がします。フェイスブラシやアカスリ、スクラブ剤等で物理的に剥がすのとは全く違う方法です。
はがす深さが角質層までなので、皮膚に傷がつきません。
ですから、ピーリング後にガーゼで保護する必要も無く、翌日からお化粧も出来ます。
ピーリング後のシミ、赤ら顔等の心配も有りませんので、日本人の肌質に最適な美容法と言えます。
トリクロール酢酸(ブルーピーリング)やフェノール等を用いて、皮膚の真皮の深さ(血管のある深さなので出血、かさぶたができる)まで剥がします。
ピーリング後にガーゼ保護が必要になり、傷の治りも、深さによって13週間かかります。
ピーリング後の赤ら顔、シミ等の症状も長く続きますので、普通の勤務を〜続けながらブルーピーリングを受けるのは難しでしょう。
日本人ですと、70〜80才以上の人でもあまりシワが深くなりません。それに比べ、白人は40歳代でもかなりシワが深くなりますし、色でシミになりにくいので、施術後の色素沈着も少ないです。よって、このような肌質の白人には、深い層までのピーリング、ブルーピーリングは向いていますが、ほとんどの日本人には向かないといえます。
ケミカルピーリングに使用する酸は?
代表的なものに、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸があります。
総称してAHA(エー・エイチ・エー)あるいはフルーツ酸と呼ばれています。これらはすべて自然の産物です。
今は合成化合物を使用する事もありますが、総じて肌に障害が出ないように、調合されたものです。
AHAの特徴として、pHが低く(1.5〜2以下)刺激性がありますので、刺激感の強い方には、薬剤の濃度を低くしたり、pHを3〜4に補正して使用します。(皮膚表面の正常pHは4.5〜6になっています。)
ただし、やはりpHを上げると、角質を取り除く効果は低くなってしまいます。
ケミカルピーリング後、肌はどう改善するの?
私たちの角質層は、長年の外からの刺激(化粧品、界面活性剤、紫外線など)で、知らず知らずのうちに剥がれにくくなっていたり、部分的に厚くなっていたり、表面が荒れています。角質層の異常が皮膚の細胞の代謝に悪影響を与え、これらがくすみや肌荒れ、化粧ののりが悪いという言葉に代表される肌の変化をきたしています。
ケミカルピーリングで厚くなった角質層を取り除くと、次の1週間の間に新しい柔軟性のある、水分を多く含む潤いのある角質細胞、角質層に生まれかわります。化粧の乗りも大きく改善します。1〜3週間に1度繰り返すと1〜2ヶ月後はくすみのない若い肌が甦ります。
ケミカルピーリングで小じわが少なくなるってほんと?
はい、本当です。
私たちの角質層は、年齢と共に厚くなります。40代の角質層は20代のものに比べて、約40%厚くなると言われています。角質層は、厚くなるほど乾燥してきますので、目に見えないひび割れが出来てきます。このひび割れから、水分が蒸発して更に乾燥する事になります。この乾燥が小さなしわを生み、かつ長年続く小じわは本当の深いしわを誘導するのです。
ピーリングで角質層を薄くし、若返らせると保湿能力も改善します。小じわが少なくなり深いしわの形成を予防します。
目に見えないひび割れから、肌にとってマイナスになる酸化した皮脂、汚れ、汗、化粧品に含まれる界面活性剤等が入り込み、皮膚細胞の正常な代謝を阻害する恐れが有ります。ピーリングによる角質のケアは、皮膚科の専門医としてお勧めできる方法です。
ニキビ・くすみ・小じわ、原因の違う皮膚トラブルがケミカルピーリングで一度に解決できるの?
ニキビは毛穴に角質細胞、皮脂、汗など詰まった状態ですので、ケミカルピーリングで詰まった角質を取り除いてやると、ニキビは改善します。
又、皮膚のくすみ・小じわは角質細胞が剥がれにくくなり、古い角質部分的に厚くなった状態ですので、角質層を薄くして若い水分の多い角質層に置き換えてやると、改善します。
ケミカルピーリングとイオン導入(イオントフォレーシス)を同時にするのはなぜ?